献体の葬儀・火葬で気をつけたい3つのこと

献体の葬儀と火葬

みなさんは死後どのように遺体を処置して欲しいですか?
多くの人は葬儀・火葬をして、お墓に入ることを望むでしょう。

しかし、なかには自分の遺体を役に立てたいと考えるひともいるはずです。
献体は医学・歯学などの医療分野の発展に役立てるために遺体を提供することをいいます。

献体するにはどうすればいい?
献体をすると葬儀代が無料になるってホント?
火葬代は負担してもらえるの?

気になる献体後の葬儀・火葬について解説します。

献体をするには登録が必要

さきほど説明したように、献体とは医療の発展や医学教育のために遺体を提供することです。

大学の医学部・歯学部や、日本篤志献体協会などの団体に捧げます。
献体篤志家(けんたいとくしか)とも言われ、献体を役に立てる団体のことです。

献体をするためには、事前に登録を行っておかないといけません。

いったい、どのような手続きが必要なのでしょうか?

  • ・献体団体から申込書をもらう
  • ・申込書に記入
  • ・会員証(献体登録証)の発行

献体団体から申込書をもらう

まずは献体篤志家や医科歯科大学に対して資料を請求しましょう。
電話で申し込みをすると、必要な書類が郵送してくれる団体が多くなっています。
申請方法や、申込書の内容は団体によって異なるので確認が必要です。

申込書に記入

資料を受け取ったら申込書に記入を行います。
申込書には本人および肉親のサインが必要です。様式は団体によってことなります。

登録するときには自分の意志だけではなく、家族の同意が必要ということです。
自分の死後に献体を実行するのは家族ですので、理解を得ておかないといけません。

反対する人がいると献体が実行できない可能性があります。

なお、肉親とは配偶者・親・子・兄弟姉妹のことを指します。

会員証(献体登録証)の発行

登録が完了すると、団体から会員証が送られてきます。
会員証には献体先の団体や、死亡時の連絡先が書いてあります。

しっかりと保管するとともに、肉親にも会員証の存在を伝えておきましょう。
また、不慮の事故が起きたときのためにも旅行先などに携帯しておくようにします。

献体をするときの注意点ってなに?

献体は、世の役に立つために身を捧げることです。
希望すれば誰もが献体を行える…といいたいところですが、献体するときには注意点があります。

しっかり確認しておきましょう。

  • ・遺族の同意がないと実行されないことがある
  • ・献体できない遺体がある
  • ・献体後に遺骨がすぐに返還されない

遺族の同意がないと実行されないことがある

さきほど説明したように、献体を実行するのはあくまでも遺族です。
いくら本人に強い意志があっても、死後ではどうすることもできません。

遺族(肉親)の同意を得ておかないと、献体を実行できないことがあります。
生前に家族に説明をして、理解を得ておきましょう。

献体できない遺体がある

献体はどんな遺体でも出来るわけではありません。
具体的には以下のような遺体だと献体を引き取ってもらえません。

  • ・感染症(エイズ、肺結核など)に罹患している
  • ・死後、時間が経ちすぎている
  • ・死因が不明で司法解剖が必要な遺体

献体後に遺骨がすぐに返還されない

献体に出すと、遺骨が返還されるまで時間がかかります。
防腐処理をおこない、そこから実習が行われるので最低でも1−2年、長いと3年以上もかかる場合があります。

解剖は年度ごとに行われているので、翌年へ持ち越しになることがあるからです。

ですから、献体に出すまえにはお別れの時間をとり、遺族が後悔しないように配慮する必要があります。

献体が先?葬儀が先?

亡くなったあとに献体するとして、葬儀はどのタイミングで行えばいいのでしょうか?

献体をしたあとに葬儀?それとも葬儀をしたあとに献体?

じつは献体のタイミングは2つから選ぶことができます。

  • ・葬儀を行なったあとに献体
  • ・献体を行なったあとに葬儀

葬儀を行なったあとに献体

亡くなったあとに葬儀をおこない、終わった後に献体に出す方法です。

メリットとしては、葬儀でしっかりとお別れの時間をとれること。

葬儀が終わったあとは、献体団体の施設が車を用意してくれます。
そのまま火葬場へ行く通常の葬儀とはちがうところです。

なお、火葬費用などは献体先の団体が負担してくれますが、葬儀費用は家族が自費で支払うので注意しましょう。

献体を行なったあとに葬儀

亡くなってすぐに献体をし、葬儀を後に行う方法です。

遺体が不在のまま葬儀を行うパターン、遺骨が返還されてから葬儀を行うパターンがあります。
同じように火葬の費用は献体先の負担ですが、葬儀費用は遺族が自費で払います。

さきほど説明したように、献体が先だと遺骨の返還が遅くなります。
事前に十分に確認しておきましょう。

献体すると葬儀費用が無料というのはウソ

葬儀費用がない、葬儀費用を節約したいという思いから献体を考える人がいます。
しかし、ここまで説明したとおり献体では火葬費がかかりませんが、葬儀費用は自己負担(遺族負担)です。

そのため、献体をしてもきちんと葬儀を行いたいのであれば葬儀社を決めておく必要があります。

すでに献体することが決まっているのであれば、すぐに葬儀社に相談することをオススメします。
生前の早いうちから決めておくことで、遺族の負担も大きく軽減します。

献体をおこなった遺体については、葬儀社によって葬儀費用や葬儀内容がことなります。
できるだけ複数の葬儀社から見積もりをとって比較することがオススメです。

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