家族が亡くなって、葬儀を行うときの方法に「密葬」があります。
一般葬にくらべて、費用がかからないこと、参列者を呼ばないので準備の負担が少ないことが特徴です。
もし密葬を行うときには、どのようなやり方で進めればいいのでしょうか?
密葬の手順と、費用についてわかりやすく解説します。
密葬までの流れ、やり方
密葬という言葉はそこまで普及していませんが、葬儀のやり方としては一般葬と変わりません。
- お通夜
- 葬儀
- 告別式
- 火葬
密葬が一般葬とちがうのは、参列者の数にあります。
また、祭壇費・式場使用料・通夜振る舞いなどにかかる費用を軽減できるのも特徴です。
やり方は一般葬とは変わりませんが、故人が亡くなったという連絡のとり方については注意が必要なことがあります。
密葬ではどの範囲まで人を呼ぶべきなのか
密葬は、家族や親しい人など、ごく限られた範囲の人で行われるのが一般的です。
範囲については「密葬はどれくらいの範囲まで人を呼ぶべき?」でも解説していますが、3親等以内が通常といわれています。
ただし、故人との交友関係によってはもっと広まることもありますし、狭まることもあります。
密葬は人数などの明確な定義があるわけではなく、遺族が「限られた人だけでやりたい」と思えば密葬ということになります。
密葬を行うときには「本人の意思で行う」という理由を付けるべきです。
そうしないと、親族からは「なぜ私たちを呼ばないのか?」という反発を招く恐れがあります。
葬儀社と、やり方や費用の打ち合わせをする
密葬とひとくちに言っても、そのやり方や費用についてはさまざまな種類があります。
具体的なやり方・流れは以下のとおりです。
- 搬送(病院や自宅から)
- 安置
- 納棺
- お通夜
- 葬儀
- 告別式
- 火葬
こうした手順は葬儀社が丁寧に案内してくれますが、葬儀社によっては密葬という安いプランだと十分な手配をしてくれないことがあります。
ですから、密葬で後悔しないためにも丁寧で迅速な対応をしてくれる葬儀社を選ぶことが欠かせません。
オススメできるのは「一括見積り」を使って葬儀社を見つける方法です。
密葬で本当に必要なものだけをサポートしてくれる葬儀社をカンタンに見つけることができます。
費用もかかりませんので、葬儀社さがしで困っている方は活用してみてはいかがでしょうか。