葬儀は費用がわかりづらいことでも有名ですが、そのなかでも特にわかりにくい項目があります。
それが僧侶に付けてもらう戒名料の料金です。
いい名前は高くて、ランクごとに価格が決まっているなんていう話もある戒名。
果たして、そんな戒名料を無料にすることはできるのでしょうか?
戒名料を無料にする方法
結論からいうと、葬儀社にまともに依頼をすると戒名料は必要になります。
そのため、もし戒名料を無料にしたければちょっとした手間をかける必要があります。
その方法とは「自分で戒名料を付ける」というやり方です。
戒名は本来、僧侶が付けるものです。
仏の弟子になったときの名前として戒名はあるので、じつは誰が付けても問題はないのです。
ただし、自分で戒名を付けるには正しい知識が必要です。
なぜなら、戒名には使ってはいけない漢字など細かい決まり事があるからです。
また、菩提寺がある場合には読経や納骨を拒否されることがあります。
ですから、もし自分で戒名を付けるのであれば正しい知識で、なおかつ菩提寺には事前に相談しておきましょう。
無料でなくとも、安い戒名料は実現できる
自分で戒名を付けることは可能ですが、そこまでして無料にしたいとは思わない人もいることでしょう。
その場合には、戒名料を安く抑える方法をオススメします。
やり方はいたってカンタン。葬儀社に僧侶を紹介してもらい、定額のお布施で依頼すればいいのです。
戒名料、つまりお布施というのは明確な金額が決まっていません。
お寺との関係性は、言い値で決まることもあるからです。
これはあくまでも菩提寺(先祖のお墓があるお寺)と檀家(お寺と付き合いのある家系)の場合。
もし菩提寺がないのであれば、自分たちで好きなお寺に依頼することができるのです。
そして、そのときに葬儀社が行なっている「僧侶の紹介サービス」を活用すれば、お布施の費用はグッと抑えることができます。
葬儀社によって料金は異なりますが、3万円〜のお布施になっています。
戒名料については追加費用がかかることがありますが、一般的な戒名料にくらべれば圧倒的に安くなるでしょう。
お布施にはお金をかけない時代になりつつある
お葬式にはお金をかけない、これがいまの主流になりつつあります。
その背景には、高齢化や過疎化によって大きなお葬式を行えないという理由があるのです。
つまり、そのぶんだけお布施を安く済ませるのが一般的になっています。
もし葬儀社のサービスを活用するのであれば、まずは一括見積りを使うと便利です。
葬儀社によって料金やサービスが異なるので、もっともお得な葬儀社を見つけることができます。
まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか?