自分の家族や親族が亡くなった場合、葬儀をおこなう必要があります。
葬儀の日程やタイミングはいつがいいのでしょうか?
行うべきタイミングに決まりなどはあるのでしょうか?
それぞれ、わかりやすく解説します。
亡くなってから通夜までの日数は?
まず知っておきたいのは、どれくらいの日数で通夜を行うかについてです。
結論からいうと、最短で翌日、長くて7日後という場合もあります。
つまり、死亡から通夜までの日数について明確な決まり・しきたりがあるわけではありません。
亡くなった人の状態や、カレンダーの都合などいろいろな事情があります。
なるべく早い段階で通夜を行うのがいいでしょうが、無理に急いで葬儀が半端なものになっては本末転倒です。
友引の日に葬儀をしてはいけない?
葬儀の日程を考えるときに、カレンダーを気にする習慣があります。
具体的にいうと「友引」を避ける、といったことです。
じつは、友引に葬儀は避けるべきというのは迷信にすぎません。
ですから、友引であろうと大安であろうと葬儀を行うのは問題ないということです。
友引の日に火葬場が休みというケースが多いので、その事情で火葬が行えないことはあります。
しかし、わざわざ友引や大安を避けて葬儀の日程を考える必要はありません。
葬儀場や火葬場が混んでいる場合もある
亡くなったら、まずは葬儀の相談をすることになります。
一般的には自宅に近い、あるいは病院にちかい葬儀場をえらぶことになります。
しかし、場合によっては葬儀場が混んでいることがあります。
まわりに葬儀場が多くある地域では問題ありませんが、それ以外の地域だと葬儀場や火葬場が1週間近く待たされることもあるのです。
火葬場については、亡くなってから手続きをするのでどうしようもありません。
しかし、葬儀場については早い段階で手続き・相談をすることができます。
家族や親族が危篤、あるいは先が長くないと診断された場合には早い段階で葬儀社に相談しておきましょう。
まだ亡くなってもいないのに、葬儀の相談なんて縁起でもない…。
そう思われる人も多いですが、故人をしっかりと弔うためには早めに準備しておくのは大切なことです。
葬儀から火葬までの日程は?
葬儀から火葬までのもっとも一般的な流れについて見ていきましょう。
病院で亡くなった場合には、24時間は安置をします。
そして、亡くなった翌日に通夜を行い、その翌日に告別式を行うケースがほとんどです。
病院で安置をしたあとは、自宅に搬送するか直接葬儀場に搬送をします。
葬儀社との打ち合わせを済ませて、親族や親しい知人に連絡をします。
そのあとは葬儀社の段取りに従って葬儀を進めましょう。
葬儀の打ち合わせは早い段階で行なっておいたほうがいいでしょう。
亡くなってからだけではなく、亡くなる前に葬儀社を見つけておくことも故人を弔うために必要なことです。
葬儀社は全国にさまざまな会社があります。
無料一括見積りを活用すると、自分に合った葬儀社に相談ができるので活用することをオススメします。